バカ同人不景気


2004、1、30

さて、前回少し振ったが、今回はバカ同人の景気の悪さについて少々。

と、言うのも何やら近年浮世の平成不景気がバカ同人界にまで影響を及ぼしてるように思えてならない。

 

まず、バカ同人サークルの激減である。

俺がバカ同人をはじめようと思ったのが、いまから4年くらい前になるだろうか。

今思えばその頃がダブルパロディ、コラージュ系が熱かったピークに思えるのだが、

北斗、男塾、刃牙、ジョジョ…オイシそうなマンガは片っ端から手をつけられ、

入るのは困難ながらも、買うのに困った記憶は無かった。

今や超大手サークル、お嬢の浴室の台頭もこの頃だったと思う。

 

そして、翌年には誰も手を付けてない金脈にも思えた池上ネタを引っさげウチがデビュー。

その頃はまだまだダブルパロディサークルも多く、

ウチも負けないようクレイジーなネタを閃かねば…と熱い思いを胸に秘めていたのだが、

著作権の絡みでコーラジュ系がコピー誌のオマケ程度までに息をひそめ、

気付くとここ数回ダブパロ系同人を買う数がメッキリ減って、とうとう前回の冬コミでは0。

 

自分は3日目のみの参加でカットチェックするもお嬢とウチ以外はほぼ0…。

友人が見つけた中にチェック漏れした物があったものの数冊。

あとから聞くと「お邪魔ジョジョれみ」のタケノコプロさんや、ドラエモン珍マンガのマッドカンパニーは

1、2日目に振られてたりしたらしい。

バカ同人の配置分散!

これはかなり危惧すべき問題であろう。

自分も含めコミケに一日しか割けない人は結構居ると思う。

そして、主購買層が男性に拠ってる中、3日目以外に散らされるのは、分断以外の何者でも無い。

以上を考慮してもバカ同人サークル自体の減少は否めない。

友人の意見曰く、『客に求める物が多く手間を食う割に売れない』んじゃないかと言うがその通りだと思う。

 

次に不景気を実感したのは委託販売での売り上げである。

テメェの本がヘタれてるだけだろ?とか言われそうな気もするが、

イベントでの実売はほとんど最低アベレージを捌きつつネタにより追加と言った感じなのだが、

03年あたりから、目に見えてショップでの売り上げが減って行き、

販売不振もあってか、ジャンルの問題もあってか、そろそろ虎とも縁が切れそうな勢いだ。

販売不振は自分の所為かとおも思ったのだが、ジャンルと言うのがクセモノ。

どうにも虎はほぼ男性向けに徹してきている気がするし、

それは売れ行き、市場などに拠るのも大きいだろう。

つまり同人の買い手市場が

笑いに金を回さなくなって来てる事の表れではないか!?

 

少ない資産で楽しもうとするには、まず本能(エロス)からと言うのも、

本能回帰をモットーとする身としては分からなくも無いが、

この世知辛い浮世にこそ笑いは必要なのではないか!?

 

あえて言おう。

笑いを求めるのは知識を得た

人類の第2の本能であると!

ちょっと大見切りすぎか…

 

まぁウチのスペースに本を求めに来るハードヘルズ者を見てると、

この人達が笑いを求める限りバカ同人は死なないだろうと思いつつ、

少しでもバカマンガフリークのの笑いの欲求を少しでも満たせるよう頑張らねばなと思うのであった。

 

 

 

 

 

 

…って久々に演説ブチあげた割には

次のネタが決まらないんだけどな…

 

 

 

かいややっとこ目星は付いてるんだけどねぇ…

まぁ次回はそこら辺を少々。

 

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