去年の話〜セイント聖夜〜


2004、1、4

 

来年の話をすると鬼が笑うというが、年も明けてから去年の話をして笑うのは誰であろうか?

…読者に鼻で笑われるだけか。

そんな訳で年末はコミケ準備、年明けても年賀状に追われ、随分遅蒔きではありますが、

多少掲示板でも書いたけど、ちょっくら去年の話でもしましょうや。

 

それはクリスマスの話…

カードの引きも悪く仕事場でダラりとしてると、

見た事の無い電話番号から電話が…

疑問と、少しの刺激の予感を感じつつ電話を取る。

「モシモシ?どちら様で〜…?」

「どうも、しまや出版です。先日データ入稿して頂いた原稿なんですけど、4ページ足りないみたいなんですけど…」

ハァ!?

家に電話して弟に調べさせ、もう一回印刷屋に確認するとどうも本当に後ろ4Pが焼かれてなかったらしい。

明日のお昼までに入れて欲しいんですけど〜と言う印刷屋。

14日に入れてるのに今更言うな!

仕事でよく使うので近所の大きな郵便局に電話をすると、 夜までに「翌朝10時便」で出せば間に合うらしいので、

弟を電話で遠隔操作型スタンドな感じで操って、コミスタからフォトショ形式に変換させCDに焼かせる。

気分はレベッカを操るシーンのバイオ1の気分だ。

なんか、ミスタ漫画喫茶操作網と言い、今回はザッピングシナリオが多いなぁ。

いくら寂しいとは言え、こんなクリスマスプレゼントならいらねぇよ!

あのヒゲ(サンタ)はもう殺るっきゃ騎士!

ってくらいの勢いだ。

まぁそんなこんなで間に合わせつつ翌日朝、再度印刷屋から電話が。

「フゥ、無事届いたか…」と安心して寝起きに電話を取る俺。

「あの〜、なんか原稿のサイズが小さいんですけど…」

もうイキナリ目ぇ覚まして弟に毒づきつつPCを開くと

どうも一番最初の設定で俺が間違えていたらしい。

 

「こちらで引き伸ばしてやりましょうか…?

「…ハァ、お願いします。

「フォトショップのグレースケールで伸ばすんで、 多少補正はされると思いますけど…」

お陰で年内は気が気で無くて胃の痛い日々で、ペーパーでもHPでも平謝りしまくってたけど、

当日本を見ると多少モアレしてたが割と平気だったのでホッとした。

もっとファックスで送ったみたいなジャギジャギかと思ってたのに、 しまやとフォトショップ様々だな。

しかし、仲の良いサークルさんに話すと

データ入稿をはじめてやる人は必ず通る道だと言われ皆で洗っていた。

そうか、ハンターハンターので言う所の200階以上の洗礼みたいなモンか!

だったらもっとウィングさんみたいな師匠にゆっくり引き出して貰いたかったなぁとか思いつつも、

データ入稿に踏み切ったの自体が、ゴン達同様時間もなく急だったので、

文句言えたスジじゃないなと思ったり。

次回はニコニコかつ平穏無事な入稿をしたいな。

 

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