ハロプロ地獄変


2003、11、22

前回のあらすじ

「ハロプロにドップリの俺だったが、それがあのような悪夢を生もうとは…」

 

太陽とシスコムーンにハマった俺。

俺は情報源としてよく2ちゃんねるを利用するので、一丁探してみた。

そんな中、俺は面白そうなスレッドを見つける。「ハロプロのゲームを作って」

そこで紹介されてた格闘ゲーム「もファイ。」がすごく面白かった。

格闘ゲームツクール2ndで作ったゲームで、2頭身の娘。が(現状では矢口のみだが)

ポケットファイターみたいに、技ごとに衣装を変えつつ戦うのだ。完成度も極めて高い。

うわー、こんな良いゲームが作れんだ〜。昔格ツクで挫折した俺は感動。

そしてしばらくその周辺を覗いている時、とうとう俺は運命のスレッドに出会ってしまった。

「ハロプロの格闘ゲームを作ろうぜ!」

 

ログを見つつ話を追うと、最初はありがちな夢、希望、妄想話だったのだが、

絵描きがふらりと登場、絵描き神に持ち上げられ、現実を帯びてくる。

そして続き現れる塗り師、ゲームを組む人が現れ、実際にゲームが形になっていく!

2人目の絵師、塗り師の登場、ついに動き出すキャラ…!

スレッドの賑わいは天井知らずになっていく。

そんな熱さに俺も当てられてしまう。なによりこの共同作業の連帯感!

俺の脳裏に蘇る過去のトラウマ…

高校時代パソコン部にいた頃、待望の格闘ゲームツクールが発売。

みんな超ノリ気で購入。自分達をキャラ化した内輪ゲームを作ろうと盛り上がるも絵を描く奴が俺しかいねぇ!

そこを100歩譲っても塗る奴もいなきゃ、システムを学ぼうとする奴もいなく、

口だけの友を憎んだあの日…

あの時夢見た『みんなで作っていく感じ』がそこにはあった…!

俺はその浪漫に我慢できなかった。

 

格闘ゲームの原画。ただでさえツライのは目に見えている。

それに合わせ今は原稿シーズン。

「隣の芝生は青い」と言うにはつら過ぎる作業。

「隣の砂漠にはまだオアシスがありそう」と言った風合いか。

 

修羅の道を選んだ俺であるが、その時はまだ3キャラしかいなく、

とりあえず娘から増やしていく風潮だったのでミカは止め、

娘の中でも可愛いなぁと思っていたガキさんを描こうとするも、即PCで描く絵師と被ってしまい脱落。

だが熱冷めやらぬ俺は初期の頃好きだったなっちを描く事にした。

ラフはそこそこの好評であったが、今度卒業するとは言え娘。の顔。

線画を数枚提出したら

「失笑物」「デッサンが変」「最悪」「似てない」等々叩かれまくり。

上手くは無いのは解ってるがそんなダメか〜……マジヘコム。

しかしデッサン注意されたのなんて久しぶりだな。

辞める気満点でPC直で描いたら及第点の模様。

何人か褒めてくれてるし、ここはなんとか前向きになってデッサンもバリバリやって上達するか!

 

意気込んだ所で修正案と称した激ウマ絵が!

叩かれてるのもヘコみ症なんでツライが、同ネタで格段に上手いのが出て来る方が正直堪えるな…

 

まぁ散々泣き言言ってたら、なにやら共同作業と言う事になったんで怒られながらもやっていこうかと思う。

…ま、とりあえず原稿あげたら家中の写真集でデッサンの練習だな。

大量に人体デッサンが描ける点ではまた芸大が羨ましくなった。

 

はてさて気迫が戻ったのは良いが、肝心の原稿はこの調子で終わるのかな…?

それは12月中旬のお楽しみ。

 

 

楽しくねぇッ!

 

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