名前の法則〜ファンタジー編〜


2002、10、23

俺はいつも何やら考え事をしていて、

時折どうでも良い様な法則性を見出すのが好きだ。

そんな中でも特に注目しがちな「言葉」中でも名称の法則性について

うすら勝手に語ってみたい。

 

 

とは云っても第1回の、この法則性は昔アニメ誌に投稿された記事の引用だ。

初回からスマン。

 

そして、その第1回とはファンタジー物の名前の法則!

さて、ファンタジー物の名前の法則!と題を付けてみたがその実大変シンプルだ。

 

ファンタジーのキャラ名にはラ行が入りがちである!

 

イマイチ分かり辛いやもしれんが、

ラルフ・クラーク(これは『怒』)などの普通にある外人名を除き、

食べ物、色、物などの固有名詞から引用するタイプの名前(あかほり系は多い)も除いた、

完全に創作のファンタジーっぽい名前にはラ行の文字がかなりの割合で入り易いと言う事を言いたいのだ。

「ヴ」も入れたらさらに多くなる。

 

最も顕著なのがズレイヤーズはじめ神坂一作品だ。

ナ、ガウィ、アメア、ゼガディス、シフィーーク、ミーナ、ゾ、フィブゾ、

ガー、シェー、に物も加えるとゴンノァ、グドメゼキス…

 

こう羅列するとなんとなく分かって頂けたであろうか?

たった10列しかない行なので内1種が入るのは至極当然のように思えるが、

それでもラ行はそれらしい雰囲気をかもし出すのか、かなりの混入率だ。

 

逆に言えば、いかにラ行を使わずともファンタジックな名前を見出せるかが

その人のネーミングセンスを表していると言えなくも無い(全部とは言わない)

 

好ましい例としてはロードス島やオーフェンなどが個人的には思い付く。

ロードス→パーン、エト、ディードリッド、スレイン、ギムレット、オルソン、ウッドチャック、ニース…

オーフェン→オーフェン、キリランシェロ、マジク、クリーオゥ、アザリー、ハーティア、コルゴン…

完全にラ行駆逐には至らないが、自然許容範囲ではないかと思いつつも、

独自の響きでファンタジックな名前を生み出している。

 

無理に一切ラ行を無くそうとするのは無謀かつ無意味な事ではあるが、

やはり多用は避けたい物でもある。

諸兄で創作活動を行っている者がいたら、

少し気にしてみると良いかもしれない。

 

後、最後に侘び。

しばらく、ネタじゃないんでオチは付きません。

純然たるコラムだと思って。

じゃ。

 

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