俺絵!


2002、8、6

 

アニメ絵、萌え絵と来て絵柄の話題の次は俺の絵だ。

ヘッポコなのは置いて置き、俺の絵にはある法則性があることを自分で気付いたので

ネタにしてみようかと思う。

 

原稿をしている時フト思ったのだが、

俺の絵は男と女で書き方が全然違う事に気付いた!

ここで「どこも変わらねぇよ!」と言うツッコミは厳禁だ。

違うんだと思い込ませつつ次へ進む →224へ(ゲームブック風)

 

俺が描く女の子の絵は、昔はバキバキのアニメ絵だったのを

ある時、急に嫌になり、独創性を追い求めるようになり、今の絵柄に至る。

当時は萌え者の友人はたいそう嘆いた物であった…

だいたい愛子を投稿用に作るあたりか…?

 

出来る限り実際の人間のパーツを無闇に記号化せず、

目は目、力を持つような射抜く視線を目指し、

ツルリとした鼻、少し尖り気味の唇、カトンボのような手足…

とアニメの記号から実際の少女美の表現を目指し

愛子に注いでいった記憶がある。

今になると、これは萌えヘイトを謳いだした頃と同時期だったように思える。

 

だが対照的に男性キャラは昔から描き続けたアニメ絵がベースではあるが、

模写して来て得た池上遼一の劇画などの影響を受けている絵になっているような気がする。

 

これは詰まる所、俺の美的趣味をそのまま体言してるかに思える。

萌えヘイトを謳い美少女キャラを嫌う傾向の俺ではあるが、

俺はアイドル好きでもある。

そして実の所、その一方でアニキキャラは大好きである。つーかラヴ!

コミケも時間さえあれば女性日に行きたいくらいだ。

 

そうした中での結論は

女性美はアイドルなど実際の人間が好き。つまり雄の本能で求め、

男性美はアニキキャラなどはオタクの習性(しかも女性風味)で2Dで補う。

と言う図式が成り立っていた!

 

そう考えると

女性キャラはアイドル絵からの発展で

実写からアニメ絵に寄って行く形に、

男性キャラはアニメ絵から劇画などのテイストを受け

実写に寄って行くと言う風になっているのか!?

と自分で感心してみたりした。

 

最近思うのは、男女共に、大切なのは骨と肉の描写がであり、

俺も描ける様になればなぁ…と言う事だが、

最近の萌え絵を見てるとデッサンは狂ってたりする訳ではないのに、

手、足、腹等々が単なるパーツと化している物を見ると遺憾極まりない。

 

そうして今ベテラン以外だと、骨と肉をかける人が沢山いるのが

男性向け作家さんばかりだと言うのも面白い話だ。

まぁこのジャンルはいかにして肉を表現するかと言う事が多きを占めるジャンルなので

当然の成り行きと言えばそうではあるが。

 

そんな中俺が注目する骨&肉を上手く描く作家さんを勝手に紹介(順問わず)

・A・浪漫・我慢サマ…アバラの描写か絶品!少女の儚い肉を表現してられる

・RAITAサマ…雑誌で見て一目惚れ。繊細な線の中に柔らかさと脆さを表現する。

・みかんRサマ…リアル系美幼女描きの旗手!肉感的な画風、圧倒的画力には関心するばかりである。

などであろうか。

 

「早く良い骨と肉が描けるような作家になりたいなぁ」と夢想しつつも

目の前の白いコピー誌を埋めんとする俺であった


    

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