アイドル好きとマンガ好きの関係に対するコラム
２００２、１、１３
唐突ではあるが俺はアイドル好きだ。
正しくはアイドルの人、数人のファンなだけでアイドルマニアな方とはちと違うと主張したいのだが
まぁそこら辺は用語集ア行で弁解するとして、
私のような者も、ハードアイドリストの方もまとめて「アイドル好き」と便宜上呼ぶ事にする。
「マンガ好き」は普通のヲタッキーな感じで捉えて欲しい。
さて、ここで問題提起したいのはアイドル好きとマンガ好きの不仲についてだ。
俺はマンガ畑出身だがアイドルも好きだ。
だがアイドル好きの人の中ではマンガも守備範囲に入っている人は滅多にいなく、
マンガ好きの人でアイドルが好きと言う人もあまり聞かない。
かろうじて特撮好きとアイドル好きの道が交差するのみだ。
つまり私はどちらからも異端と言うことになってしまうのだ。
現にマンガ家、同人作家さんでもアイドルファンな発言を書いてる人は少ないのではないだろうか。
俺が思いつく限りで,ちゃんとアイドル好きな方は 前田愛作家・太田虎一郎様くらいだ。
だがコレは女性の場合当てはまらないケースもある。
現に単行本の柱にもジャニーズの〜〜が良い。とか俳優の〜〜さんが好き。
と言う発言を目にしたこともあるかと思う。
そしてなによりの証拠に
コミケに男性アイドルと言うジャンルは大きく存在するのに、(女性向け込み)
女性アイドルのジャンルが無い事だ！！(男性向け込み)
これは人間としての性別差というのがあるのであろうか。
だが、アイドル声優本は少数だがあるし、
マンガ好きの中でもアイドル声優が好きな人は多いであろう。
ファンは出演してる作品を出来るだけチェックするし、行動的な人なら
公開録音やらイベントやらに行ったりするだろう。
そう、つまり、普通のアイドル好きとしてることは変わらないのだ！！
なら何故マンガ好きと、アイドル好きは不仲なのか。
前述した「接点が無い」と言うのはあろう。
マンガ好きは二次元しか愛せないという人もいるだろう。
だが一番の問題は双方に於ける閉鎖意識ではないだろうか！
マンガ好きは好きな物はマンガ、アニメ業界の中だけで。アイドル好きは芸能業界のみで。
という具合だ。
マンガ好きでも、人類である以上美しいモノを賛美しない訳にもいかないだろうし、
アイドル好きでも、現代生活において、マンガ、ゲームは重要な位置をしめる娯楽であろう。
これでは互いに良い物をむざむざ見逃しているようなものだ。
よって幸運にも双方に属する事ができた私は、マンガ好きとアイドル好きの架け橋になりたい。
…とまで大仰な事は言わずとも、アイドル絵師として
自分の活動の中でマンガ、アイドルネタを融合させて行きたいと思う。
…思わずともついやっちゃうだろう… あきらめて長い目で許容してくれると嬉しい。
ネタが気になったら、元ネタでもアイドル誌でも見て笑いを共有するのもいいだろう。
…ってやってると君もすぐに両属性の人間だ。
楽しみは倍だが懐が氷河期になっても、当方は責任を持ちません。各自の責任で行って下さい…
ところで今の画風はアイドルの似顔絵を描いてて発生した要素も多い。
アイドルもいいぞ。