銀河伝説クルール 

監督ピーター・イエーツ 主演ケン・マーシャル

 

ある日母親が深夜やっていた映画を自分が見そびれた後半だけ録って見ていたので一緒に見てると

かなり昔のB級映画っぽい話なのに

特撮とかなかなかで面白いと思ってたら実は物凄いバカ映画だったので紹介したい。

 

ライブ感を伝える為、今回は趣向を変え村上の主観視点でお送りしよう。

 

まずは視聴しつつ親からあらすじを聞く。

舞台はD&Dや指輪チックな王道ファンタジー風味。

主人公は国を追われた亡国の王子。

悪の魔導師にさらわれたフィアンセである姫を助けるため旅をしている。

道中で立身出世を夢見る傭兵、賢者とその弟子、出来損ないの変身術しか出来ない魔法使い、

古参戦士、自分の死ぬ未来しか見えないサイクロプスなど色々仲間にするも、

危険な旅路や敵の罠で一人、また一人と倒れていく。

俺が見たのはドッペルゲンガーの罠で賢者が死に、

傍観を決め込んでたサイクロプスが心を開き仲間になったところだった。

 

魔導師は城に魔法を掛け次々と居場所を変えていく。

その場所を知る為に未来を知るクモの女王に会わなくてはならないが生きては帰った物はない。

古参戦士はクモの女王と確執があるらしく命を掛けて情報を聞きただして来る。

敵の城へ行くには炎の馬なる物がいるらしいのでさっさとソレを入手して本拠地へ乗り込んだ一行。

 

ここまでは比較的普通のファンタジー映画だろう。

悪夢はここからだった。

 

城へ入ると待ち受けていたのはビーム光線の嵐。バタバタ仲間が倒れて行く。

次いでスターウォーズのストームトルーパーみたいなのがやっぱりビームライフル携えてワラワラ現れるので堪らず逃げる一行。

一本橋を犠牲を出しつつ抜けた所で王子は姫の所へ、隠し部屋に迷い込む一行、

はぐれた賢者の弟子+ダメ魔法使いとパーティが分かれてしまう。

隠し部屋はトラップで左右からトゲがせり出してくる。

逃げようとするも一人が指輪を落としてしまい、ソレを拾おうとして逃げそびれバタバタ死んでいく。

が、どうやらその指輪はストーリーには関係なくそのままEND。

なにを表したシーンだったんだろう…?

賢者の弟子がストームトルーパーに襲われそうなところでダメ魔法使いが虎に変身。

ついに変身魔法を成功させちょっと感動シーン。

虎になぎ倒されるストームトルーパーwithビームライフル。強いぞ虎。

そんなこんなあり主人公の王子。

姫の元へ行くと部屋は入り口が無く閉ざされている。

そこで懐から取り出す謎の武器っぽい物。

ペルシャ風ナイフが★型に連なったような魔法アイテムを王子が投げたかと思うと、

念の力で回転し続け空飛ぶ電動ノコギリとしか見えない様子で地道に壁を切っていく。

魔導師に見つからないのか?と疑問に思うくらい堅実に壁を刻み姫を救出。

悪の魔導師はこの部屋でしか力を発揮できないと秘密情報を姫がリークするので脱出しようとすると当然現れた魔導師。

途中まではローブを着たデカい人くらいだったのに、再登場では初代キングコング+リトルグレイみたいな怪物姿。

ここぞとばかりに魔法ノコギリを投げつけ遠距離からザクザク。ノコギっちゃあ一回戻してまた刻み…

魔法パワーが尽きつつも無傷で倒した王子。

しかし王子はアホなので戻ってこなくなった魔法ノコギリを拾いに行くと魔導ゴリが復活してピンチ!

そこで王子と皇女が手を取り合い、「運命の王子と皇女が出会うと聖なる炎が生まれる」

勝手な伝説を唱えると王子の手からリアルな火炎放射が。

またも手を汚さず遠距離からゴリを攻撃する王子。

ある程度攻撃したら一回手を休めてまた攻撃するところが妙に生々しい。

ゴリを難なく焼き殺すと城が崩れだすので脱出。

散らばったメンバーも合流したら城の壁をまたも噴き出す火炎放射で粉砕し脱出、ハッピーエンド。

モノローグ。

「王子と王女は結ばれ国を再建した。

そして二人の子供が銀河の覇者となった…

 

ちょっと待て!

一体なんで銀河とか話がバカデカくなってんの!?

村上兄弟に莫大な疑問とインパクトを与え終了。

 

 

訳が分かんない人はもう一度今までの分を読んでみてほしい。

まぁ分かんないだろうなぁ…オレもサッパリ分かってねぇし(笑)

 

ココの紹介文は面白おかしく語る為、オレ主観で書いてみたが、

検索して調べてみたところ全部見ても余り齟齬はないようだ(笑)

一応最初にファンタジー風の惑星だと言う前説が入るので多少ショックが緩和されたかもしれないが。

 

気になる人は見て欲しいんだけど結構昔の作品なんだよな〜

理不尽なモヤモヤした気持ちに包まれること請け合いなんで見なくていいや(笑)

 

 

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