THE BLACK MAGES/黒魔道士 植松伸夫

一体なんだろうと思う人も多かろうが、植松伸夫と言う名前には見覚えもある方も少なくないと思う。

そう、スクウェアに居て、歴代ファイナルファンタジーシリーズなどのBGMを作り続けた作曲家だ。

その植松伸夫(愛称ノビヨ)が歴代のFF戦闘BGMをハードロックアレンジしたコンピレーションアルバムが、

このTHE BLACK MAGES/黒魔道士だ!!

 

しかし恥ずかしながら発売は03春なのに自分は先日初めて存在を知ったので

先日再販されたのかなんとか買う事が出来た。(一時期は超品薄だったようだ)

パッケが渋い。マットブラックに銀の箔押しでロゴがあるだけ。

黒魔道士をチェスピースのようにアレンジしたイメージマークが印象的。

で聴いてみるが、これまたラインナップが憎い。

FF1の戦闘シーンから入り、

2曲目にはFF史上最高の傑作の声も高いビッグブリッジの死闘。

8が入って2・6・6、

ジェノバが入って7ラスボス、

妖星乱舞→シーモアで締めとか言って

もう俺を悶絶死させるつもりにしか思えません。

 

自分の年代だと小学生高学年からFFに手を染め始め4・5・6・…と育ってきたので

SFC時代のファイナルファンタジーは自分の成長の記録と思い出そのもののような物であり、

植松BGMはもはや子守唄よりもノスタルジックなメロディーとして響くのだ。

一曲聴くたびに「あぁ…あのボス強かったなぁ…」とか「あの頃仲良かったXX君と一緒に攻略したなぁ…」など

ゲーム、リアル問わず、当時の想いがありありと蘇ります。

FFBGMの父であるノビヨ御大はある意味俺の父でもある訳です(意味不明)

 

そして懐かしい上にノリノリのロックチューン。

ドスドス効くドラムやベースにうなるギター。

そこをアレンジするのか!?

っとノビヨに驚かされ通し。

ライブもあったらしいので、こればかりは行きたかったなぁと思いつつ

今日も新調した低音が効くイヤホンでボベボベキュワワと聴きまくる訳ですが、

批評などを見ると自分のような意見以外だと

「ハードロックチューンと謳ってるのに、ハードさが足りない楽曲があるのが惜しい」

「思い出深いパートが軽視されている」

「折角のハードロックなのに打ち込みでは薄い」などの辛口の意見も少々。

言われてみれば気にならなくも無いですが、

それらの不満もFF、植松への愛あっての事でしょう。

 

 

ですが皆さん、思い出して下さい。

一時期より■社はファンをガッカリさせる事に長けてきました。

ですが、それでも植松音楽は俺らを常にワクワクさせてきてくれました。

俺達は植松に期待しても良いのです。

 

 

 

…つまり…

 

 

 

THE BLACK MAGES2発売じゃあぁぁぁいッッ!

 

今回は生バンド録音で、1で入ってなかった3・4・8・9・Xが中心となるらしい。

VバトルにW四天王、Wラスボスが入るとか言うからまたニクイ!としか言えない。

雑誌のインタビュー曰く、

「それぞれ思い入れのあるFFは違うだろうから出来るだけ新旧取り混ぜたい」との事(ウロ覚えなので細部が違います)

だからファン泣かせである。

■社にノビヨの爪のアカ×2を「調合」して投与し、

万分の1でもノビヨ御大のプロ&エンタティナー根性を見習わせたい物だ。

 

年末の発売とともに新年にはコンサートもあるらしい。

是非とも行きたいが、会場で失神とか鼻血で失血死しないかは非常に心配である。

 

 

とりあえず1は入手し易くなったので、FF育ちを自認するクリスタル戦士どもは

さっさと買って感涙・郷愁・悶絶して2を待つが良いだろう。

 

 

 

 

 

 

…3で聖剣&SaGaでもやってくれたら悶絶死してもノビヨ御大に七代従いて行く所存なのだがどうですか?

 

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